パームシュガーについて

パームシュガーのご紹介

「パームシュガー」は、ヤシの木の樹液を採取して作られる砂糖のことです。
伝統農法で受け継がれてきた、その土地の自然環境と調和のとれた農耕方式で栽培しています。無農薬のため、完全オーガニックで作られています。

パームシュガーが採取されるパームツリー(ヤシの木)は、カンボジア王国を象徴する木とされています。古くから国民に親しまれており、深い歴史のある木です。
政府の管理下にあるため、簡単に伐採することはできません。このことから、パームシュガーは「国を象徴する砂糖」と言えます。

カンボジアの農民たちの努力と長年受け継いだ思いによって丁寧に作られたパームシュガーは、発展途上国との貿易において公正な取引をする「フェアトレード」を遵守しています。農民たちの生活を守る為、適正価格で取引されています。

パームシュガーができるまで

パームシュガーの原料である樹液は、パームツリーの花序から採取できます。
農民たちがお手製のはしごを使ってパームツリーの頂上まで登り、手作業で花序の先端をナイフでカットし、筒状の容器に樹液を流し込んでいきます。樹液は5〜8時間ほどで溜まり、1本のパームツリーから約40L採ることができます。

採った樹液を大きな鍋に移して、約3時間ほど煮詰めます。煮詰めた樹液はだんだんと茶色く変化します。これを攪拌機を使用してペースト状にし、さらに水分を飛ばして最終的に粗砂糖の状態まで仕上げます。採取から加工まで手作業で丁寧に仕上げるため、多くの時間を要しながら作られています。

粗砂糖になった砂糖は、ざるを使って粉状にし天日乾燥を行います。
乾燥後は工場へ送られます。

検品等の最終加工を行ったのち、製品の状態に梱包されます。
最後までひとつひとつ丁寧に、たくさんの人々の手を渡ってパームシュガーは出来上がります。

パームシュガーが美味しくできる理由には、自然豊かな土地で栽培されていること。そして、100年以上受け継がれてきた伝統農法で農民たちが心を込めているところにあります。長時間手間暇かけて丁寧に作られたこの商品をぜひ沢山の方々にお届けしたいです。

ご購入・旬な情報

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