カンボジアコーヒーのご紹介
「カンボジアコーヒー」は、限られた農園で栽培されるシングルオリジンコーヒーで、生産者の顔が見えるトレーサビリティにも優れています。内戦により一度栽培が途絶えたものの、約20年前にモンドルキリでの栽培が復活しました。現在、復活を遂げたカンボジアコーヒーは、少しずつその名を広げています。
カンボジアコーヒーの産地は、山林や大きな滝があることで有名なモンドルキリ州です。
コーヒーの栽培は、成育時は水が必要で、収穫期には水を嫌うため、雨季・乾季のある地域が適しています。カンボジアもコーヒー栽培に適した地域のひとつと言えます。
カンボジアコーヒーは、日本で流行りのアラビカ種・浅煎りとは対極である「ロブスタ種・深煎り」で作られています。ロブスタ種は、アラビカ種に比べて酸味が少なく、カフェインは約2倍含まれているため、しっかりとした苦味があります。
弊社製品のパームシュガーと合わせることで、まろやかな味わいとフルーティーな甘みをお楽しみいただけます。
コーヒーができるまで
コーヒー豆の収穫は、乾季の11月〜1月に行われます。
1本の木から最大4〜5kgのコーヒー豆が採れます。
照りつける太陽光の下での収穫は大変な作業ではありますが農民たちの手でひとつひとつ丁寧に収穫を行っています。
コーヒー豆は、赤く完熟した「コーヒーチェリー」から採れる種子です。
低地で栽培されたコーヒーチェリーは、コクが深く、甘みが感じられることがあります。
コーヒーチェリーを割ると、中からコーヒー豆が2つ出てきます。
ミューシレージという甘み成分を含む透明な粘着質と、パーチメントという内皮で覆われています。
収穫後は、生豆の状態にするため精製を行います。
精製方法にはさまざまありますが弊社のコーヒー豆は、外皮・果肉を除去し甘み成分を残した状態で加工する「セミウォッシュド精製」という方法で生産しています。
甘み成分がコーヒーの奥深い味わいを表現してくれます。
精製が終わったら生豆は工場に送られ手作業で豆の選別を行います。
焙煎後、さらに手作業で選別され袋詰め・出荷を行います。弊社のカンボジアコーヒーは深煎り焙煎です。浅煎り焙煎よりも酸味が少なく仕上がります。
すっきりした味わいの中にも奥深さを感じるコーヒーをぜひお楽しみください。
ご購入・旬な情報
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